定年までに幾ら貯金ができて、いくら年金(公的&個人)がもらえそうかを把握すれば、脱サラできるタイミングの目安になります。
まずは、60歳で定年したら残りの人生に必要な総額を算出してみます。
月々かかる生活費の内訳
- マンション家賃 0円(ローンは定年までに返済完了予定)
- マンション管理費 2,500円
- ガス・電気・水道代 8,500円
- 食費代(外食含む)15,000円
- 娯楽代 20,000円
- ジム・スパ 30,000円
- 薬や診療代 15,000円
60~80歳までの20年間に必要な金額の合計
12万 (月々の生活費) X 240月 (20年間) =2880万円
12万 (月々の生活費) X 240月 (20年間) =2880万円
80歳以降、1人での生活が困難になることを想定し、老人ホームで暮らすとしたら
25万 (老人ホーム月額) X 120月(10年) =3000万円
いざという時のためのお金100万を追加し
2880万円+3000万円+100万=6000万円
2880万円+3000万円+100万=6000万円
つまり60歳で定年すると、残りの人生に合計で約6000万円かかる計算になります。
次に、65歳から受給できる公的年金の額を見てみます。
日本年金機構ねんきんネットで簡単に将来受け取る年金見込み額を試算できるので、いくつかのパターンで出してみました。- 【パターン1】このまま定年までサラリーマンを続けた場合:月々 173,210円
- 【パターン2】40歳で脱サラし、フリーランスになった場合:月々 72,341円
- 【パターン3】40歳で今の年収半分の正社員なった場合:月々 111,283円
上記の金額を参考にし、年金受給額を75,000円とします。
65歳~90歳の間に受給できる年金の合計
75,000円 X 300月=2250万円
最後に、実際に必要な貯蓄額を出します。
6000万 (総額) ー 2250万円 (公的年金) =3750万円
65歳~90歳の間に受給できる年金の合計
75,000円 X 300月=2250万円
最後に、実際に必要な貯蓄額を出します。
6000万 (総額) ー 2250万円 (公的年金) =3750万円
まとめ
3750万円の貯蓄があれば、90歳まで何とかなる!
次回は、今の貯金額を60歳までにどうやって3750万円まで増やすか考えてみたいと思います。